• 緊張しやすい人の上手な生き方|緊張しやすい私がたどり着いた解決策

    2026年6月21日

    私は子どもの頃から人一倍緊張しやすい性格でした。

    大人になってからも会議や報告の前になると眠れなくなるほど緊張します。

    しかし50年以上この性格と付き合う中で、私は「緊張をなくす」のではなく、「緊張と上手に付き合う」という考え方にたどり着きました。

    今回は、緊張しやすい私自身の経験と、少し気持ちが楽になった考え方についてお話します。

    私は子供の頃から人並みに緊張していたと記憶しています。

    初めて幼稚園に行った時も、初めて小学校に行った時も、初めてママのお使いに行った時も、当たり前のように緊張していました。

    生きていく上で緊張はとても厄介なものですが、緊張は避けて通れません。

    「私は緊張しない」と言っている人でも、きっと緊張していると私は思っています。

    「私は緊張しない」と自分に言い聞かせることで、自分を鼓舞し緊張を乗り越えようとしているのだと思います。

    ○私が異常に緊張しやすくなった理由

    私が小学生の高学年になった時、あることが理由で、私は他の子以上に緊張しやすい子供になってしまいました。

    それは先生からの体罰です。

    私は小学生の頃、よく忘れ物をして、毎日のように先生に怒られていました。

    今の時代では考えられないことですが、忘れ物が続くと、教壇の前に立たされ先生から往復ビンタを受けたり、みんなの前で胸ぐらを掴まれて怒鳴られたりと、ひどい体罰を受けていました。

    そうやって厳しく育てられれば、精神的に強くなり、立派な大人になると言われていた時代ですが、私の場合は決してそんなことはありませんでした。

    そのような体罰を受けたことで、私は人から怒られるのが怖くなってしまいました。

    誰でも怒られるのは怖く嫌なことだと思いますが、私は人一倍恐怖心を持つようになり、それは今でも続いています。

    実は私の母も、私を厳しく育てました。悪い事をしたり、学校で忘れ物をしたりすると、叩かれたり夜に外に出されたりして、怖かったのを覚えています。

    こういった子供の頃に受けた躾や体罰が、私の緊張しやすい性格を作っていったのかも知れません。

    小学4年生の頃には円形脱毛症も発症しました。

    最終的には髪の毛が全て抜け落ちるほど症状が進行し、現在も治療を続けています。

    原因は分かりませんが、当時のストレスが影響していた可能性もあるのかもしれません。

    このことについては別の記事で詳しく書きたいと思います。

    このことについては別の記事で詳しく書きたいと思います。

    ○適応障害の原因?

    私が適応障害に罹患し、1年半に掛けて休職していたことは、前の記事で書きましたが、 この適応障害になった原因の一つが、人一倍緊張しやすい性格だったのかも知れません。

    私は仕事で大事な会議やミスをした時の上司への報告をする時、とても緊張して手に汗をかき、呼吸も荒くなります。

    前日の夜になると一睡もできないほど緊張で押し潰されそうになります。

    そういった積み重ねと同時に、前にも書いた上司と保護者との板挟み、父の介護が重なって、適応障害に罹患してしまったのかも知れません。

    適応障害が治った今でも、この緊張する性格は治っていません。

    ○緊張は治せない

    私は緊張するのが本当に嫌で嫌で仕方ありませんでした。

    どうやったら緊張しないようになるのか色々考えてみました。

    しかし、どうやっても緊張しなくなることができません。

    よく職場の先輩や同僚から言われたのが、 「そんなに緊張したってしょうがないよ、怒られたって死ぬ訳じゃないんだから、大丈夫だよ。」 です。

    その人は、良かれと思って言ってくれたのでしょう。

    しかし、そんなことは分かっています。 緊張したってしょうがないけど、緊張しちゃうんです。

    身体が勝手に緊張するように反応してしまっている感じです。

    どんなに頑張って緊張しないように心掛けても、結局緊張してしまいます。

    そこで私は考えに考えぬいて、緊張しないようにすることを諦めました。

    ○緊張との付き合い方

    どう足掻いても緊張しない性格にはなれません。

    そう考えると、この性格と上手く付き合っていくしかないと考えた私は、どうすれば緊張と上手に付き合っていけるのか試行錯誤し、考え抜いた結論を書いていきます。

    ①緊張してもよいと思うようにする

    それまでの私は、緊張することを悪いことのようにマイナスに考えていました。

    でも人は緊張する生き物です。 緊張するということは、生きている証拠でもあります。

    そう考えるように自分に言い聞かせて、緊張を受け入れるようにしました。

    そうすることで、緊張することに対して多少楽になった気がします。

    ②緊張する理由を考える

    人はどんな時に緊張するのでしょうか。

    私は色々な場面を想像して考えてみましたが、以下の3点の時しか緊張しないのではないかという結論に辿り着きました。

    ・自分の身に危険が迫っている時

    ・失敗したくないと考えている時

    ・初めてのことに挑戦する時

    大事な会議の前に緊張するのは、人前で失敗したくないからであり、失敗すると、失敗しない為に事前に色々準備したことが無駄になってしまうと考えてしまうから緊張するのだと思います。

    つまり、人が緊張するのは、目の前に置かれた課題に対して、一生懸命頑張っているからです。

    逆に、目の前の課題に対して何の準備をしてこなかった人が緊張するのは、自分の身に危険が迫っているからです。

    そう考えると、「自分は頑張ったんだから結果がどうなっても良い」と腹をくくれるようになってきました。

    ③緊張を楽しむ

    緊張すると夜眠れなくなりますが、それも受け入れるようになりました。

    人間1日くらい寝なくたって死んだりしません。

    次の日がちょっと辛いだけです。 眠れなかったら、 「その分夜を楽しめばいいんだ」 と思うようにしたら、自然と眠れるようになってきました。

    ○それでも緊張する

    以上3つのことを心掛けて生きるようにしてみたら、少しは気持ちが楽になったように思います。

    けれども緊張は治りません。

    私は今でも緊張します。

    会議の前には不安になりますし、人前で話す時には心臓が速くなります。

    それでも昔のように「緊張してはいけない」と自分を責めることは少なくなりました。

    緊張は決して悪いものではありません。

    一生懸命頑張ろうとしているからこそ起こる自然な反応です。

    もし今、緊張しやすい自分に悩んでいる方がいるなら、無理に治そうとするのではなく、まずは「そんな自分でも大丈夫」と受け入れてみてください。

    緊張との上手な付き合い方を見つけることは、自分自身を支える大切なメンタルケアになると私は思います。

    私以外にも緊張で苦しんでいらっしゃる方も多いと思いますが、ぜひ参考程度でも構いませんので、試してみていただければと思います。

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